2011年3月から、学童クラブを個人で設立。
そうです。あの東日本大震災は、2011年3月11日。その前から準備してきていた学童クラブを、震災によって、余計に必要性を感じ、震災直後、強行に設立しました。
そして、2012年3月16日にNPO法人化。つくば市こども課の委託事業として、学童クラブを現在まで行ってきております。
昨年度、一年生からお預かりしていた子が卒業し、6年の月日の経過が本当に『光陰矢の如し』だと感じております。
運営理念として、『愛・調和・感謝』を掲げていますが、その精神がスタッフ一同に浸透しているのか、ロベキッズは、手前味噌かもしれませんが、『挨拶が出来、生活習慣が早く身に付け、思いやりある子』に成長してくれている事、日々感じております。
その学童クラブを運営している中で、ある父子家庭のお子様をお預かりした事がきっかけとなり、2016年7月。
別事業として、『経済的な理由で子供達に未来を諦めさせない無料塾 Robeつくば学習会(以下つく学)』を立ち上げさせて頂きました。
この事業は、施設とは別の場所、ひとり親世帯がつくば市で1番多い谷田部地区でスタートさせて頂きました。
私が平成16年から小中学生向けの学習塾の運営をしてきた中で、子供達が希望する進路に全員合格させた、という実績を元に学習会をスタートさせました。
つくば学習会に集まる子供達は、
①通塾4ヶ月目で不登校を克服しだした小・中・高生を皮切りに、
②学年相当以上の進度に進む低学年。
③合計で、50点以上アップした中学生と色々な眼を見張る成長を見せてくれております。
教育とは、時間がかかるものと言われて久しいですが、つく学の子供達の成長は、ひとえに、ロベスタッフ始め、学習ボランティアの皆様、おむすびボランティア、そして制服などの日用品をつく学の子供達に寄付して下さる、学童クラブの保護者の皆様、地域の皆様からのココロ温まる支援が、つく学に通う子供達、そして保護者のココロに届いているのではないかと、いつも感動しております。
そしていつの間にか、支える側にいたつもりの私達が、学童クラブ始め、つくば学習会も含む子供達や保護者、そして地域の多くの方々に支えられている事を痛感し、日々感動と感謝でいっぱいです。
これからも、皆様のココロとココロを繋ぐ架け橋となり、あらゆる皆様の笑顔を沢山見られるように、日々精進して行きたいと思っております。
最後までお読み頂きありがとうございました。
居場所サポートクラブ ロベ
理事長 森 美智子
平成29年6月23日